<開催案内> 農業機械学会 テーマ公募型自由集会
岩手大学,平成14年9月17日


「CANによる制御通信と国際規格の動向」

オーガナイザー:寺尾日出男(北海道大学農学研究科)
幹事:元林浩太(農業技術研究機構畜産草地研究所)

File updated : 2002.9.3

集会の趣旨:
 近年、我が国の農業機械分野でもCAN(Controller Area Network)を利用した制御通信が注目されている。標準化された通信手法によるトラクタ・作業機間の電子的コミュニケーションの統一は、精密可変散布技術を例に出すまでもなく、圃場作業の高付加価値化を具現化する上で不可欠なものである。 海外ではドイツ規格DIN 9684による LBS(農用バスシステム, Landwirtschaftliches BUS System が既に普及し始めており、2002年末には国際規格ISO 11783もその主要な部分が公開される見通しである。
 本集会では、新たにCANの利用を志す技術者から上位プロトコルを活用する研究者までを対象に、国際諸規格の動向について知見を深めるとともに、制御通信手法としてのCANの利用について産・官・学の枠組みを越えて自由な意見交換を行うことを目的とする。本集会を通して、広く同分野に携わる研究者・技術者のスキルアップが図られることを期待する。
 
日 時: 平成14年9月17日(火)15:00〜18:00
場 所: 岩手大学 学生センター棟
主 催:CAN-LBS研究会
後 援:農業機械学会Rux2000推進委員会,ほか
 
話題提供(予定): 
  1.CANを利用したトラクタ内情報の通信について
     中央農業総合研究センター 長坂 義禎

  2.CANを用いた液剤可変散布機の開発
     東北農業研究センター 西脇 健太郎

  3.CANを用いたマシンビジョンによるセンシング情報の送受信
     北海道農業研究センター 奥野 林太郎

  4.国際規格の情勢と市販化LBS製品の概況
     畜産草地研究所 元林 浩太

 

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